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韓国外交部朝鮮半島平和交渉本部長で、6カ国協議韓国側団長の黄浚局(ファン・ジュングク)氏は5日、ワシントンで、朝鮮の核問題に関する「予備対話」の目的は、非核化問題に対する朝鮮の姿勢を確認することにあるとして、前提条件は設けないとの考えを示しました。
これは韓国聯合ニュースが5日に伝えたものです。4日にワシントン入りしたファン団長は、米国務省韓国課対朝鮮政策特別代表で、6カ国協議アメリカ側団長のキムソン(金成)課長、米財務省テロ資金と金融犯罪担当のダニエル・グレーザー次官補代理と相次いで会談し、5カ国と朝鮮との「予備対話」について意見を交換しました。すでに韓国政府は、朝鮮との「予備対話」に同意する意向を表明していますが、「前提条件は設けない」と強調していました。
ファン氏は「朝鮮を除く他の5カ国は、6カ国協議の再開条件に対し、ほぼ共通認識に達しており、現在、「予備対話」に向けて進めている。この対話は形にこだわることなく、二国間でも多国間でもかまわない。朝鮮が5カ国と対話し、意見を聴いた上で反応を示すことに重要性がある」と話しています。
韓国政府の高官は同日、6カ国協議の再開条件に関する5カ国の合意事項を朝鮮に伝え、これに対する態度と誠意を確認したうえで、正式な6カ国協議を開くことができる。このプロセスこそが、「予備対話」そのものだとしています。聯合ニュースは、「予備対話」が再開できれば、6カ国協議の再開条件に関する話し合いが重点になるとの見方を示しています。(Yan、山下)国際・交流へ
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