李首相はまず「訪問期間中、両国は金融協力で新しい進展を収めた。両国は通貨スワップ協定を結び、サンティアゴはラテンアメリカ地域で初となる人民元取引の決済銀行の所在地となることが決まった。中国はチリで500億元を限度に人民元の適格海外機関投資家(RQFII)を認める。双方は二重課税防止協定を結んだ」と両首脳の会談で決められた合意内容を紹介しました。
李首相は続けて「中国はチリが7月から実施する予定の中国人観光客を対象とするビザ申請料金の免除を歓迎する。これは中国とチリ間、中国とラテンアメリカ間の実務協力の推進や、人員の往来に積極的な役割を果たすだろう」と指摘しました。
バチェレ大統領は「李首相の訪問は両国関係の発展史上における一里塚のようなもので、両国関係と協力の更なる発展を促すだろう。チリは中国とともに相互信頼を高め、自由貿易協力を深め、相互投資を促進し、人員の往来をより利便化させ、両国関係の良好発展を推し進めていきたい」と話しました。(殷、小山)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |