李首相は、両首脳の会談の成果を紹介し、「双方は貿易投資や生産能力協力、装備製造、インフラ整備などの分野で実務的な協力を強化していくことで意見が一致した。特に、中国とブラジル、ペルーが協力して太平洋沿岸と大西洋沿岸を結ぶ鉄道『両洋鉄道』を建設する実現性について研究し、当プロジェクトの早期実施を目指し、環境を保護しながら、沿線の経済の発展を促し、南米大陸の工業化と都市化プロセスを加速させたい」と述べました。

　一方、ウマラ大統領は、「ペルーは引き続き中国との協力を強化していきたい。ペルーの工業化を支持してくれた中国からの一連の提案に感謝し、ペルーの鉱業や農業などの分野における投資を歓迎する。双方が調印した『両洋鉄道』の実現性に関する研究の覚書によって、両国の友好と協力関係が強化された。これはペルーのさらなる発展に有利であり、ペルー、ブラジル、中国の3カ国及び地域の共同発展と繁栄を促していくだろう」と述べました。（藍、林）