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 王毅外相、米仏イランの外相とそれぞれ会談

2015-03-30 10:40:35     cri    
 スイスのローザンヌで開かれているイラン核問題6ヵ国協議に出席するため同国を訪れている王毅外相は29日、アメリカのケリー国務長官、フランスのファビウス外相、イランのザリフ外相とそれぞれ会談しました。

 ケリー国務長官との会談で、王外相は「関係各方面は現在、焦点となる食い違いで交渉の余地を見つけ、同じ点を見つけ出し異なる点を解消し、関係各方面が受け入れられる解決案を見出し、包括的合意に向けて推進すべきだ」と述べました。

 一方、ケリー国務長官は「中国はイラン核問題の交渉で趨勢をはっきり見極め、交渉に建設的な考えや方法を提案して、極めて重要で建設的な役割を果たした」と評価しました。

 フランスのファビウス外相との会談で王外相は「関係各方面は世界の核拡散防止システムと中東の平和維持に着目し、これまでの合意を強固なものにし、難題を共に解決して、交渉を推進するべきだ」と話しました。

 ファビウス外相は「フランスは中国と密接に交流し、共に努力して、全面的で検証可能かつ永続的なイラン核問題に関する合意達成を推進する」との考えを示しました。

 イランのザリフ外相との会談で、王外相は「(イラン核問題に関する)包括的合意はイランを含む関係各方面の利益に合致するもので、関係各方面がチャンスをつかみ、柔軟性を持つ政治的決断を下し、交渉を推進することを希望する」と述べました。

 ザリフ外相は「イランは交渉を通じて、公平かつ合理的な包括的合意に向けて尽力する」との意向を表しました。(ヒガシ)

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