中国国務院報道弁公室は15日、『チベット発展道路の歴史的な選択』という白書を発表し、「ダライラマが提出した『中間の道』の実質は中国を分裂させることで、チベット族住民を含む中国国民の根本的な利益に背いている」としています。
白書は「1970年代末から、中米関係の緩和に伴い、ダライラマ14世グループが不利な国際情勢で『チベット独立』策略を変え、『中間の道』というものを提出した。また、彼たちが主張した『大チベット区』は、中国の行政区分の歴史には何の根拠もなく、西側入植者が中国を侵略し、分裂させようと企んでいた時のものだ。ダライラマ14世は『チベット独立』という政治目的を達成させるために、暴力をあきらめたことはない。1970年代末から、ダライラマは暴力事件を起こし、中央政府に圧力を加えながら、非暴力を吹聴し、世の中を騙し、暴力行為を覆い隠している。いわゆる『チベット亡命政府』の新しい代表が就任後の2011年8月に『革新非暴力』運動を提出してから、ダライラマ14世たちは様々なルートを通して、中国にいるチベット族僧侶や信者たちの焼身自殺を煽動し始めている。ダライラマ14世グループは、『チベット独立』という目標を実現させるため、チベット族と他の民族の間で隔たりや対立をつく続けている。中央政府はダライラマ14世が生きている時、空想をあきらめ、現実を正視し、誤りを正し、客観的で理性の道を選び、海外に亡命中のチベット族同胞に有益なことをするよう」呼びかけました。(殷、山下)
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