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中国チベット自治区人民代表大会常務委員会のシンツァ・テンゾンチョラク副主任をはじめとする全国人民代表大会チベット代表団が7日から11日にかけてアメリカを訪問しました。アメリカの国会議員や学術機関、及び各界の代表者と交流し、チベット自治区が成立から50年の大きな変化を全面的に紹介するとともに、互いに関心を寄せている問題について意見を交わしました。
サンフランシスコでは、米共和党と民主党の下院議員と会談したほか、大学の学者や米滞在のチベット同胞と交流しました。その際、シンツァ・テンゾンチョラク副主任は「両国は世界で重要な影響力を持っている国である」としたうえで、訪問を通じ、相互理解と友情を深め、関係発展を促していくと期待を示しました。
ヒューストンでは、大学や企業、法曹界、文化教育機関などの代表と座談会を開きました。シンツァ・テンゾンチョラク副主任は自分の成長経験を通じて、教育などの分野での素晴らしい変化を紹介しました。
訪米中、代表団は「チベットは古くから中国の領土であり、ダライラマが宗教を口実に中国を分裂させようとする活動の真相を米各界に知ってもらい、両国関係の長期的で健全な発展を推進していくことを希望する」と強調しました。アメリカ側も訪問団を高く評価し、「アメリカ社会におけるチベットに対する理解の促進と両国人民の友情の増進にプラスとなるに違いない」と期待を寄せました。(Katsu、山下)
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