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中国外務省の秦剛報道官は17日、定例記者会見で「ダライ・ラマは分裂の主張を放棄し、実際の行動をもって中央政府との接触に環境作りをするべきだ」と述べました。
記者会見である記者は「このほど、ダライ・ラマがフランスのテレビ局の取材に応じた際に、チベットの未来と自治について中央政府内では開放的な態度をとっている人もいれば、タカ派も存在すると答えた。これについて中国はどのように評価するか」と質問しました。
これに対し、秦報道官は「ダライ・ラマに対し、中国政府の立場は一貫的で明確だ。ダライ・ラマはその分裂の主張を放棄し、実際の行動をもって中央政府との接触に環境作りをするべきだ」と答えました。
秦報道官は「テレビ取材で彼が語ったのは、いわゆるチベット自治区の自治ではなく、チベット自治区の独立でもない、彼自身の前途の問題だ。チベット問題において、中国共産党内と政府内にはタカ派もいなければ、ハト派も存在しない。国家の分裂に反対し、国家統一を維持し、領土保全と民族の団結を守ることは中国人民の揺ぎ無い意志だ」と指摘しました。(劉叡、kokusei)
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