五輪の陸上男子短距離種目で中国初の金メダルを獲得した劉翔が7日、現役引退を発表しました。
2004年アテネ五輪の陸上男子110メートル障害で、金メダルを獲得した劉翔は7日、自身の中国版ツイッター「微博」で、「現役引退は自分自身が何度も何度も熟慮した結果、最終的な決定だ。未練がましくて、つらいが、仕方がない」と述べました。また、「トラックとハードルが何より大好きで、脚のけがが悔しい。現場を離れ、この2年あまり、毎日毎日悩んでいる。しかし、今日、ようやく決心した。離れることを選び、新しい人生を始めたい」と未来への希望もつづりました。
劉翔の引退について、国家体育総局陸上種目管理センターの杜兆才主任は「劉翔は中国陸上の旗印だ」と称えるとともに、人生の新たなステージで新たな1ページを開くことを祝福しました。
また、上海市体育局も劉翔の引退決定を尊重するとし、上海のスポーツ事業への卓越した貢献に感謝するとともに、上海の"都市ヒーロー"と称えました。(ZHL、山下) 暮らし・経済へ
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