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 王外相、発展戦略のマッチングにより互恵協力を深化

2015-01-18 15:01:08     cri    

 中国の王毅外相はアフリカ5ヵ国への歴訪を終え、16日にキンシャサで記者のインタビューを受け、中国・アフリカ協力の次の段階における重点や方針などについて見解を述べました。

 王外相は「アフリカは発展途上国が最も集中している大陸であり、中国外交の基礎の基礎とも言える。中国外交には一つの伝統があり、毎年、外相の最初の外遊先には必ずアフリカを選ぶ。これは、中国とアフリカが政治、経済、安全などあらゆる分野における互恵協力を深めるためだ」と明らかにしました。さらに、今回のアフリカ訪問について三つのキーワードで総括しました。

 第一に、マッチング。今回の訪問を通じて、アフリカ諸国はそれぞれの中長期的発展戦略を定めたことが分かりました。政治的独立に続いて、経済面での真の独立を追求することを目標としています。一方で、中国は『二つの百年』目標と民族復興を図る『中国の夢』を推し進めており、アフリカ諸国との発展方向が一致しているため、マッチングでき、支え合える部分が多くあります。

 第二に、移転。アフリカ諸国の発展戦略の主要なものは経済の多元化推進と工業化の実現です。一方、中国は経済構造の転換やモデルチェンジに取り組み、多くの優れた余剰生産能力や先進的な装備と技術を海外に移転することができます。これらはアフリカのニーズにぴったり合うため、アフリカは中国の生産能力や装備と技術の受け入れ先の一つになることができます。

 第三に、グレードアップ。中国・アフリカ協力における新たな方式や構想はそのグレードアップに大きなチャンスをもたらしています。双方の努力によって、中国とアフリカ間の一般貿易、特に単発の取引から、生産能力を高める協力や技術移転へとグレードアップし、伝統的な請負工事を主とした協力方式から、投資や金融協力へとグレードアップすることが期待されています。

 王外相はさらに、今年南アフリカで開かれる中国・アフリカ協力フォーラム第6回閣僚級会合では、アフリカ諸国と共に突っ込んだ意見交換や討議を行いたいとしています。(01/18 Lin,林)

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