南京林業大学の桜祭りが25日から始まりました。当地の桜はちょうど満開を迎え、多くの花見客でにぎわっています。
中国では唐の時代(618~917年)から桜のお花見が行われており、お花見が伝統行事の1つとなっています。南京では玄武湖や明孝陵などの観光スポットの桜が有名ですが、これらの場所の桜は日本から輸入した品種ばかりです。これに対して、南京林業大学には中国原種の桜が少なくありません。同大学の伊賢貴博士によりますと、中国本土の桜は「山桜」と呼ばれ、野生の桜は60種以上もあり、日本よりも多いということです。ただ広く普及し多く植えられているのはこのうち7、8種しかありません。一方、日本は桜の研究や普及に力を入れており、現時点で市場で最大のシェアを占めているのは「ソメイヨシノ」で、世界各地で栽培されているということです。(藍、小山)暮らし・経済へ
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