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中国外務省の洪磊報道官は9日の定例記者会見で、「今年は世界反ファシズム戦争勝利と中国人民抗日戦争勝利70周年にあたり、この節目に際し、日本政府は歴史問題で正しい選択をするよう中国は望んでいる」と述べました。
ドイツのメルケル首相は9日、日本を訪問し、日本の歴史認識問題に関し、「戦後、ドイツがその侵略を受けた国と和解できたのは、ナチズムの暴力行為ときちんと向き合ったからだ。同時に、侵略を受けた国も大きな度量、寛容さをみせてくれた。戦後、フランスとドイツは互いの和解で大きく貢献した」と述べました。
これについて、記者からの「中国と日本は同じような行動に出るべきか」という質問に答えた洪報道官は、「王毅外相が8日の記者会見で述べたように、歴史問題は長年、中日関係を悩ませる問題だ。また、外交官の先輩も語った通り、加害者がその責任を忘れないことこそが、被害者にとって、かつて受けた傷が癒される可能性がある」と述べました。そのうえで、「抗日戦争勝利後、中国は日本に寛大な度量をみせ、長年にわたり、ごくわずかな軍国主義者と、日本の民衆と区別している。一方で、日本も侵略の歴史認識において誠意を見せなければならない。歴史問題をごまかしてはならない」と強調しました。(ミン・イヒョウ 山下)
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