香港からの全人代代表数名は5日記者の取材に対し、「香港の主流の民意は経済の発展と人民生活の改善を支持している。少数の人が起こした『中環占拠』の違法行為は経済と人民の生活を妨げ、多数の香港民衆から反感を持たれている」と明らかにしました。

　田北辰香港代表は、「政治改革の論争が続く中、『中環占拠』のようなことが再発する可能性があるが、前のような規模にはならない」とし、「香港の一般民意は政治改革を支持している」と指摘しました。

　全人代常務委員会香港基本法委員会の梁愛詩副主任は、「『中環占拠』はほんの一部の人の騒動だ。民主を目的にするものではない。香港特別行政区政府は既に、この問題を処理する能力があると証明した」と語りました。

　陳智思香港代表は、「去年の『中環占拠』の経済と生活に対する大きな悪影響を受けたのは香港人であるため、その再発はないだろう」と述べました。（白昊、林）