中国は自国の発展にアフリカの鉱物と資源が必要ということから、今アフリカで展開しているインフラ施設などの建設は「コンクリート外交（Concrete diplomacy）」だとするメディアの報道に対し、中国外務省の華春瑩報道官は28日に行われた定例記者会見で、「これは中国がアフリカの持続可能な発展の実現を支援するとした約束の具体的な表れだ」と返答しました。

　華報道官は「中国がアフリカ諸国のインフラ施設などの領域における建設を支援することは、現在のアフリカ諸国の経済発展に必要なものだ」とし、「経済を発展させるには、先にインフラ施設を整えるべきだ。中国は長期にわたりアフリカのインフラ施設の整備を手伝い、アフリカの生産と生活条件を改善するため、実務的な貢献をしてきた。より多くの国が中国と共にアフリカの持続可能な発展の実現に力を注ぐよう希望する」と話しました。（怡康、小山）