国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は26日、報道官を通して声明を発表し、アフリカ連合(AU)のソマリア駐在軍基地が25日に武装勢力の襲撃を受けたことを強く非難しました。
潘事務総長は声明の中で、犠牲者の親族を見舞い、負傷者の一日も早い回復を祈った上で、ソマリア駐在のアフリカ連合ソマリア・ミッション(AMISOM)の関係者や国連スタッフに声援の意を伝えました。また、「国連はソマリア政府と人民が平和と安定を求める努力を断固支持していく」と強調しています。
同ソマリア・ミッションが26日に明らかにしたところでは、ソマリアの首都モガディシオの国際空港にあるAUの軍基地が25日に武装襲撃を受け、AMISOM兵士 3人と民間人1人が犠牲になりました。襲撃犯5人が死亡したほか、3人の身柄が拘束されました。現在、状況は制御下に置かれており、基地は正常な状態に戻ったということです。
なお、ソマリアの過激派組織「アルシャバーブ」が犯行声明を出しています。(Yan、林) 国際・交流へ
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