20141219news3
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第25回中米合同商業貿易委員会(JCCT)が16日から18日まで米シカゴで開催され、中国の汪洋副首相とペニー・プリツカー米商務長官、マイケル・フロマン米通商代表が共同で主宰し、ビルサック米農務長官も出席しました。
汪副首相は「今年は中米国交樹立35周年であり、中米の新しい大国関係を構築する上で重要な一歩を踏み出した一年でもある。合同委員会は両国首脳が11月に北京で会談した際に合意した重要な共通認識(コンセンサス)の実施を推進し、中米関係の良好な発展の勢いを維持し、今年の締めくくりとして中米関係に円満なピリオドを打つと共に、来年および将来の両国の経済貿易協力にしっかりとした基盤を打ち固めるべきだ」と述べました。
汪副首相はまた「中米両国には意見の相違より共同利益のほうがはるかに大きい。お互いが尊重し合い、共通点を見つけ出し、異なる点は残し、互いのことを理解しあうといった原則に則って進むことができれば、中米の経済貿易協力の道はより大きく開かれていくだろう」と話しました。
これに対して米国側は、米中の経済貿易協力を強化することは、両国および世界経済にとって重要な意義があるとし、相互尊重と互恵共栄という原則の下で中国側との協力を強化する姿勢を示しました。
合同委員会の開催期間中、中米双方は輸出規制や知的財産権、イノベーション政策、双方向投資、競争政策などの議題をめぐって踏み込んだ討論を行ったほか、ビジネスや投資、農業、観光、都市間協力などをテーマとしたフォーラムを多数開催し、相互理解を増進させ、多くのコンセンサスの合意に達しました。(ZHL、高橋敬)国際・交流へ
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