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 外務省、英の香港に責任を負うとする考えを批判

2014-12-03 19:02:20     cri    

 中国外務省の華春瑩報道官は3日の定例記者会見で、イギリスは返還後の香港に対して主権も統治権も監督権も有しないため、「道義的責任」も負わないと強調した上で、「いわゆる『道義的責任』を持ち出して中国の内政に干渉しようとする企みは達成できない」と述べました。

 これは、「中国がイギリス下院調査団の香港入りを拒否したことに対して、イギリス議会下院は2日に審議をした。イギリスには『中英共同声明』の締約国として、香港に対して責任を負っているという意見があるが、それに対して中国側はどのように考えているか」という記者の質問に答えて述べたものです。

 華報道官はその中で、「香港はすでに1997年に中国に返還され、中国の特別行政区になっている。1984年に調印された『中英共同声明』は、中国の香港における主権回復や過渡期の予定、中英双方の権利と義務について明確に定めている。イギリスは返還後の香港に対して主権も統治権も監督権も有しないため、香港に対するいわゆる『道義的責任』を負わない」と強調しました。(閣、小山)

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