中国の月探査プロジェクトは、再び軌道に乗り帰還する飛行試験を初めて実施することになります。計画によりますと、飛行試験機は24日から26日にかけて、時機を選んで西昌衛星発射センターから打ち上げられ、月付近まで飛行した後、自動的に帰還し、そして第二宇宙速度に近い速度（毎秒11.2キロメートル）で大気圏に入り、飛び越えるようにワープした後、再び大気圏に入り、その後内蒙古自治区中部地区に着陸する予定です。これは中国の飛行試験機が初めて地球から38万キロ離れた月軌道から地球に帰還することになります。

　今回の試験は8日間余りに亘って行われ、飛行試験機が打ち上げられた後、ロケットとの分離、地球軌道から月軌道への軌道変換、月付近まで飛行した後の方向転換、月軌道から地球軌道への軌道変換、地球付近への帰還、そして再度大気圏入りし着陸するという6つの大きな課題にチャレンジします。（10/23　Lin、Kokusei）暮らし・経済へ