情報通信技術（ICT）のオリンピックと呼ばれる2014国際電気通信連合（ITU）全権委員会議が20日、韓国釜山の展示コンベンションセンター・BEXCOで開幕しました。ITUのハマドゥーレ・トゥーレ事務総局長、韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領、韓国の崔陽熙（チェ・ヤンヒ）未来創造科学部長官らは170カ国からの3000人あまりの代表者とともに開幕式に出席しました。

　朴大統領は開幕式で挨拶し「今後、電気通信やICT（情報通信技術）が地域や国、性別や階層を超え人類すべての人権を向上させ、充実した福祉のための技術となるよう国際社会が情報通信格差の解消に向け積極的に取り組むことを提案する。このほか、各国政府は民間との協力関係を強化しなければならない」と述べました。

　第19回ITU全権委員会議は11月7日まで開かれる予定です。（殷、林）国際・交流へ