中国外務省の洪磊報道官は14日、定例記者会見で、「中国とロシアの協力は互恵平等のものであり、第3者に対抗するものではない。両国の人民に幸せをもたらすだけでなく、世界の平和と発展にもプラスになる」と述べました。
洪磊報道官は李克強首相のロシア訪問を紹介し、「李首相は13日からロシアへの公式訪問を始め、メドベージェフ首相と共に中露首相第19回定期会合を主宰した。会合の後、両首相は『中露首相第19回定期会合共同声明』に調印し、経済貿易、投資、エネルギー、金融、ハイテク、人文などの分野の協力文書約40件にも調印した。また李首相は14日、プーチン大統領と会談した」と述べました。
更に「ウクライナ問題で、中国の立場は明らかであり、ウクライナの主権、独立、領土保全の尊重を主張している。同時に、中国は、この問題には複雑な歴史的経緯と現実的な背景があり、各方面が対話を通じて適切に解決する必要があると認識している。ウクライナが一日も早く平和と安定を実現させることを期待する。これは各方面の共同利益に合致する。中国は国際問題の制裁には反対する」と強調しました。(玉華、keiko)国際・交流へ
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