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(習近平の外交理念解説)習近平国家主席10回外遊

2014-10-11 16:32:07     cri    

 2014年10月1日、新中国成立65周年の記念日を迎えました。2012年の中国共産党第18回全国代表大会が開催されて以来、習近平総書記をはじめとする新しい中央指導グループは、国内外の社会改革と国際システムの変化に対応し、中華民族の伝統文化や新中国の伝統的な外交理念と融合し、時代の息吹に溢れる外交戦略と外交理念を形成しました。

 2013年3月から現在まで、わずか1年間半の内に習近平国家主席はアメリカ、ロシア、ヨーロッパ諸国を訪問したほか、東アジア、南アジア、東南アジア、中央アジアなど周辺諸国、アフリカやラテンアメリカの途上国にも訪れました。

 以上の国と地域を訪問することで、中国の国際的な地位の変化とともに不変的な姿勢を示しました。中国は国力の増強に伴って、中国と他の大国との双方関係と協調し、より多くの国際的責任を担うことになりました。同時に、中国は途上国という地位は変わらなく、はっきりとした立場と実際の行動を通じ、周辺諸国と発展途上国の不安を取り除きます。

 2013年3月、習近平国家主席は初の外遊目的地としてロシアを選びました。2014年2月には再びロシアを訪問、ソチ冬季五輪の開会式に出席しました。これは中露関係が有利な国際環境を作ることにとって重要な意義があります。

 また、習近平国家主席は2013年6月、アメリカのオバマ大統領と共にカリフォルニア州で、ネクタイを締めない中米首脳会合を行い、衝突しなく、対抗しなく、互いに尊重し、互恵協力という新しい形の大国関係の道を歩み始めました。

 2014年3月、習近平国家主席は欧州4カ国を公式訪問し、EU指導者らと会談を行い、中国とEUが「平和、成長、改革、文明」という4大パートナーシップを共同で形成することを強調しました。

 大国との関係協調が、中国の国際的地位の新しい調整を表すとしたら、周辺諸国や途上国への数多い訪問は、新中国が成立されて以来、一貫して堅持して来た原則と立場だと言えます。

 これまで10回の外遊のうち、習近平国家主席の半分以上の外遊目的地は周辺諸国に集中し、「シルクロード経済ベルト」と「21世紀海上シルクロード」戦略構想を打ち出しました。習国家主席が中央アジア、南アジア、東南アジア諸国を集中訪問し、また、韓国とモンゴルという東アジア国に「走親戚(親戚の家を訪問する)」訪問を初めてつくり出しました。

 同時に、アフリカとラテンアメリカを代表とする途上国への訪問は、習国家主席の外遊訪問の中で重要な地位を占めました。これは中国が西側諸国との相違点を示す重要な証拠となりました。

 2013年12月30日、習国家主席は中国共産党中央政治局で談話を発表し、戦略的な立場から中国イメージの独特な内容を明確にさせました。すなわち、文明大国、東洋大国、責任感ある大国、社会主義大国と言う理念を社会各界に表明しました。要するに、伝統的な西側大国と比べ、中国の国家イメージは自国の特色を持ちます。

 習国家主席は「各国が自国の発展を求めると同時に、他の国との共同発展を積極的に促進し、発展の成果を各国国民と共に分かち合う」との考えを表明しました。(hj 山下)

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