国慶節の長期休暇中(10月1～7日)、中国大陸映画市場の興業収入が初めて10億元(約176億円)の大台を突破し、昨年同期の6億1700万元を大きく上回りました。中国映画『心花路放』、『黄金時代』、『親愛的』、『痞子英雄2』の4本が興行収入を激しく競い合っています。

　コメディ映画『心花路放』は、寧浩が監督し、黄渤、徐崢、袁泉、周冬雨、馬蘇など多くの有名芸能人が出演。結婚生活の危機により落ち込む親友を元気付けるために出かけた旅の中で、最後には心が癒される物語を描いています。公開して最初の一週間の興行収入は6億9000万元(約12億1900万円)に達し、『トランスフォーマー4』の6億3000万元を上回り、中国映画史上の最高記録を塗り替えました。（殷、高橋敬）暮らし・経済へ