中国日本友好協会理事の殷蓮玉女史(68)は1日、招きに応じて訪れた長野県松本市で日中友好講演を行いました。殷理事はその中で、「現在、両国の民間人が手を携え、絆を強くする時ではないか」と、両国の人的交流の拡大を提案するとともに、世々代々にわたる中日友好を強調しました。
長野県松本市の創価学会は、新中国建国65周年と池田大作会長の初訪中40周年を記念して、池田会長が中国を初めて訪問の際、深センで出迎えた殷蓮玉理事を招きました。
殷理事は講演で、友好のために最善を尽くした両国指導者を懐かしむ一方、両国関係の現状に懸念を示しました。また、今後、観光客の誘致と青少年や女性同士の交流拡大を始め、市民レベル、民間人レベルの幅広い交流を展開する必要があると提案しました。日本企業でインターンシップを経験した中国人大学生から寄せた、両国の永遠の友好や平和を切実に訴えた感想文も読み上げられ、会場を盛り上げました。
主催者代表は、「これから両国友好のために、先輩が築いた基盤を踏まえて、広い視野を持って広範囲で交流を深めていきたい」と述べました。
「長野県北京放送を聞く会」の西田節夫会長が同席しました。(朱丹陽、keiko)
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