中国の習近平国家主席は席上、「歴史は変えられないが、未来は切り開ける。中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争の偉大な勝利を記念することは、歴史を銘記し、未来に警鐘をならすためだ」と強調しました。

　習主席は「近代に入って以来、日本軍国主義が引き起こした侵略戦争は中国人民および多くのアジアの国々の人々にとても大きな災難をもたらした。これは鉄のように動かぬ事実で、否定を許してはならず、また否定しようとしてもできないものだ。我々は最大の決意と努力で、世界各国の人民と手を携え、中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利の成果を最後まで守りぬき、戦後の国際秩序を断固として維持し、侵略の歴史の否定と歪曲を許してはならず、軍国主義の復活と歴史の悲劇再演を決して許してはいけない」と指摘しました。

　習主席はまた、「日本側は歴史、各国人民と未来に責任を取る態度で、中日友好およびアジア地域の安定と発展を維持するという大局に立って、慎重な態度で、また厳粛に歴史問題を善処し、歴史の教訓を真剣に銘記し、平和と発展の道を歩むことを堅持するべきだ」と改めて強調しました。（怡康、kokusei）