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中国商務省が29日に発表したデータによりますと、2014年上半期、中国の電子商取引の総額はおよそ5兆6600億元にのぼり、昨年の同時期より30.1%増えたことが分かりました。
このデータでは「2014年上半期、中国の電子商取引は迅速な発展を続けている。市場規模が拡大し、ネット上の消費者数も絶えず増え続けている。ネット販売の小売市場の取引総額はおよそ1兆1千億元に達し、昨年の同時期より33.4%増えた」としています。
商務省は今年上半期における電子商取引の発展の特徴を以下の3つにまとめています。
1、 電子商取引が伝統産業とともに発展していること。伝統的な小売商がインターネット販売への転換を早めている。O2O(オーツーオー)パターン、いわゆるオンラインとオフラインの購買活動の融合により、ネット上の共同購入から始まり、今では家庭用品や飲食、カルチャー、レジャーなど多くの分野でインターネット販売が進められている。
2、 業界大手の上場が相次いでおり、中国の電子商取引が新しい段階に入っていること。産業の融合にしたがい、京東商城やアリババグループの上場が産業発展の局面に影響を与えている。B2C(企業と消費者間の取引)市場において、天猫(ティーモール)は51.3%、京東商城は23.6%、蘇寧易購は5.2%占めている。
3、 携帯電話を使ったネットショッピングが高速成長期に入り、ネットショッピングの成長の余地を拡げたこと。2014年第1四半期の中国の携帯電話によるネットショッピングの規模は641億9千万元にのぼり、昨年同時期より140.8%増えた。第2四半期も昨年同期比で130%以上増えるとみられている。(殷、小山)暮らし・経済へ
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