マレーシア航空の旅客機MH370便がマレーシアから北京へ向かう途中、南海上空で消息を絶ってから今日で7日目に入りましたが、捜索はなおも難航しています。現在、マレーシア・ベトナム・中国・米国をはじめ10数カ国が合同で捜索しています。

　中国海上捜索救助センターによりますと、13日12時までに中国の捜索活動は100時間、捜索範囲も4万5000平方キロ以上に及んでいますが、旅客機に関連のある遺留物はまだ見つかっていないということです。センターの何建中主任は、「マラッカ海域では、中国の商船も5隻捜索に当たっているが、いずれも進展はない」と話しました。

　一方、13日12時25分、海軍の軍艦「999」も、9日に衛星「高分一号」によって漂流物が見つかった場所に向かい、情報確認を急いでいます。（ミン・イヒョウ、大野）暮らし・経済へ