中国外務省の秦剛報道官は11日の定例記者会見で、「消息を絶ったマレーシア機の捜索救助活動はマレーシア側が先頭に立ち、各国の協調に責任を負うべきだ。マレーシア側が捜索救助を強化し、乗客の家族を見舞うなど事故関連の様々な業務をしっかり遂行するよう再び要請する」としました。
秦報道官はまた、「現在、マレーシアや中国の各関連部門は積極的に捜索救助活動に当たっているが、まだ実質的な成果が出ていない。12日までには合わせて8艘の中国艦が活動を開始する見込みだ。中国政府合同作業グループは10日夜クアラルンプールに入り、11日午前到着した乗客家族の第一陣と面会した。その後、作業グループはマレーシア航空の責任者と会談し、乗客家族のケアや、事故の関連情報を直ちに家族に通知するよう要請した。作業グループはまた在マレーシア中国大使館と共にマレーシア側が各国の捜索救助を統率し、捜索救助と調査活動を展開するよう要請した」と述べました。
秦報道官によりますと、北京では、外務省や公安省、民間航空局などの部署が10日乗客の家族と面会し、状況を把握すると共に要求を聞き、見舞いの意を示したということです。(怡康、大野)暮らし・経済へ
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