20140313新闻第五条
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クリミアの住民投票を前に、アメリカのオバマ大統領は12日、ホワイトハウスで訪米中のウクライナ暫定政権のヤツェニュク首相と会談し、「ロシアがウクライナの主権と領土保全を執拗に破壊しようとするなら、アメリカはロシアに代価を払わせる」と警告しました。
会談の中でオバマ大統領は「現在、ウクライナにとって最も緊迫した課題は、主権と領土保全への脅威だ。クリミアの住民投票はウクライナの憲法と国際法に違反している。アメリカはその合法性と結果を認めない」と述べました。その上で、「アメリカは、すでに金融経済制裁の準備ができている」と強調しました。また、アメリカは外交ルートによるウクライナ危機の解決を堅持することも伝えました。
ウクライナ暫定政権を支援するため、ヤツェニュク首相の訪米期間中、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本、イタリアとカナダの7カ国はクリミアの住民投票の結果を認めないことと、ロシアに対してさらなる行動を取るという声明を発表しています。
重圧を前に、ロシア側は「ウクライナの暫定政権は不法決定をクリミアの住民に強いている。クリミアの住民投票は全く合法なもので、ロシアはクリミア人民が自らの意志を自由に表すことを尊重する」と強調しました。(katsu、高橋)国際・交流へ
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