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 中国、新措置で基礎教育の均衡ある発展を推進

2014-01-28 17:14:36     cri    

 中国教育省がこのほどそのウェブサイトで、「小学校卒業生の中学校入学時の学区制入学活動を一層推進する意見」を公布し、小学校卒業生が試験免除で近所の中学校に入学することについて要求を出しました。

 中国では現在、9年制(6年制の小学校と3年制の初級中学校)義務教育制度が実施されており、小学校の卒業生が中学校に入学する時試験免除で近所の学校に入学できます。しかし、多くの親は子供を、教師力が十分であり、設備もよい中学校に入れたがっています。今回、教育省が打ち出した「意見」により、こうした課題を解決できることが期待されています。

 「意見」は、「学区内に1校だけの中学校がある場合、学区内にある小学校のすべての卒業生を直接募集する。学区内に複数の中学校がある場合、まず小学校卒業生の意見を求める。志願者数が募集者数より少ない場合、直接に入学する。志願者数は募集者数より多い場合、ランダムに分配する」と規定しています。

 これまでに、中国では約10%の小学校卒業生が中学校を選択的に入学しています。このために、生徒たちは放課後補習班に通い、各種技能を覚えます。

 これに対して、「意見」は、「特殊技能のある生徒(美術や体育、音楽などで人並みすぐれた能力を持つ生徒。数学や他の科目でも言う)の募集を次第に減らし、2016年まで、特殊技能のある学生を募集する比率を5%以内に抑える。また、これまでに特殊技能のある生徒を募集していない学校にこの募集方法を新設するのを禁止する」としています。(玉華、kokusei)暮らし・経済へ

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