中国外務省の洪磊報道官は11日、定例記者会見で、国連人権理事会の女性差別撤廃委員会が近く訪中することを明らかにしました。洪報道官は「中国は一貫して国連の人権機構との協力を重視している。今回の訪中が双方の交流と理解を強め、協力を促進させることに期待している」と述べました。

　洪報道官は「中国側の招きに応じ、国連人権理事会の女性差別撤廃委員会が12日から19日にかけて訪中する予定だ。委員会は、中国の外交や女性事業発展、司法、衛生、教育、社会保障などの関連部門の政府関係者、専門家、学者などと会談し、性別平等、女性の権益保障などの問題について意見を交わす。また、上海や雲南などへも訪れる予定」と話しました。（劉叡、山下）