第12回上海協力機構(SCO)首相会議が29日に、ウズベキスタンの首都・タシケントで開かれ、加盟国首脳らはグローバルな問題や地域の経済成長、SCO枠組み内の経済貿易協力と人的交流・文化協力の発展などについて意見を交換し、合意に達しました。
経済貿易について首脳らは「SCO加盟国は今後、経済貿易や金融、銀行、投資、技術、イノベーション、交通、通信、農業、代替エネルギーの利用、省エネなど各分野での互恵協力を一層拡大する。それに向けて、現在、対話の強化や財政・金融面協力の拡大を通じて、SCO加盟国の経済成長を促し、世界経済における地位を高める必要がある」との認識で一致しました。
また交通分野の協力について首脳らは、国際交通連絡線の建設を優先に交通インフラを強化し、地域内の商品流通を拡大し、投資意欲を呼び起こすことで合意しました。
人的交流・文化協力については、文化や教育、保健、スポーツ、観光、技術分野における多国間関係や二国間関係の発展を支持し、善隣友好協力を強め、心の触れ合いを促し、異なる文明間の対話を推進し、地域の住民に福祉を与えることで一致しました。(ZHL、吉野)国際・交流へ
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