13日、キルギスの首都ビシュケクで開催された上海協力機構(SCO)加盟国首脳理事会で、各国首脳が重大な国際・地域問題及びSCO発展の前景について深く意見交換をしました。
首脳たちは、上海協力機構は建設的な会話を繰り広げ、世界及び地域問題の解決を共に探る効果的なルートと理想的なプラットフォームだと指摘しました。
会議で発表された「ビシュケク宣言」は、各方面が実務的協力の更なる発展についての原則と立場を表し、各加盟国が多国間協力を深化させることを示しています。
首脳たちは、「今、正に加速している国際関係が、安全・安定、政治・経済情勢の維持に与える影響は重大だ。SCO地域の社会経済が持続可能な発展を保持するために、一致団結して様々な世界的危機と挑戦に対応するのは現在の急務だ」とし、テロリズム、分裂主義、過激主義、国際組織犯罪、麻薬・向精神薬及びその薬材の仕入れ・運搬、武器・弾薬・爆発物の密輸、情報安全、不法移民に対して積極的に対応し、同分野で協力する法的基礎の更なる健全化を主張しました。
また、各国経済の近代化を更に促進し、密接な投資パートナーシップを構築し、交通・通信、革新技術・農工総合体系を協調の下で発展させ、SCO発展基金とSCO銀行の設立問題について引き続き検討すると再度表明しました。そして「科学技術、人文、観光などの協力には重要な意義があり、SCO地域間の人民の善隣友好協力関係の強化や、文明間交流の促進に有利だ」と強調しました。
次回の会議は2014年にタジキスタンの首都ドゥシャンベで開催されます。(白昊、丹羽)国際・交流へ
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