ルーマニアを訪問中の李克強首相は27日、ルーマニアの大統領、上下両院議長と会談しました。李首相は中国とルーマニア、中国と中央ヨーロッパ、東ヨーロッパとの協力を長期的な視点で推進し、互恵共栄と共同発展を実現させることを強調しました。
李首相はルーマニアのバセスク大統領と会談した際、「ルーマニアと貿易、投資、インフラ整備などの分野の協力を深めるほか、人的交流と民間交流を広げ、地域および国際問題における連携を強化し、共通の利益を拡大したい」と述べました。
中国と中央ヨーロッパ、東ヨーロッパとの関係推進について、李首相は「基本原則は平等、相互尊重、互恵共栄、共同発展である。今後は戦略的で長期的な視点を持って協力を推進し、義と利益の融合を実現させ、世界の平和と発展に貢献したい」と主張しました。
また、ルーマニアの上下両院議長との会談で、李首相は「両国の議員、特に若い議員が相互訪問を強化して理解を深め、地方や民間の交流を推進するよう期待する」と述べた上で、来年ルーマニアとの国交65周年記念イベントを共に成功させたいとしました。
ルーマニアの大統領や両院議長はこれに応じる姿勢を示し、中国との関係をさらに推進したいと示しました。(鵬、吉野)
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