中国の李克強首相は現地時間の26日午後、ルーマニアの首都ブカレストで、ブルガリア、スロバキア、チェコ、ポーランドの首相らとそれぞれ会談を行いました。
ブルガリアのオレシャルスキ首相と会談した際、李首相は両国経済連合委員会の役割をよりよく果たしていくことを強調した上で、鉄道や道路のインフラ整備、原子力発電などにおける協力を検討し推進していくとの考えを示しました。これに対し、オレシャルスキ首相は経済貿易、農業、交通、エネルギーなどの分野における中国との協力を拡大し、中国企業のより多くの投資を歓迎する意向を表明しました。
また、スロバキアのフィツォ首相と会談した際、李首相は「来年両国国交樹立65周年を迎える。中国はスロバキアと貿易構造の多元化を促進し、またインフラ施設、金融などでの協力を強めていくことを期待する」と述べました。フィツォ首相は両国のこれまでの緊密な政治的関係を、より多くの経済協力成果に転換させたいと示しました。
チェコのルスノク首相との会談では、双方はこれまで65年間の政治的信頼関係を振り返り、より実務的な協力拡大を期待していくとの姿勢を示めしあいました。
ポーランドのトゥスク首相との会談で、李首相は中国はポーランドの鉄道改造に積極的に参与し、エネルギーや環境保護などの分野での協力を拡大し、ポーランドの優れた製品をより多く輸入する考えを表明しました。これに対して、トゥスク首相は経済貿易、農業、鉱産資源、インフラ施設の建設などでの協力を拡大していきたいと述べました。(閣)
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