ルーマニアのポンタ首相の招きに応じ、中国国務院の李克強首相は25日から27日にかけてルーマニアで開かれる中国・中東欧諸国首脳会議に出席し、その後ルーマニアを公式訪問する予定です。中国外務省の宋涛次官はメディアのブリーフィングで、「今回の訪問は、中国とルーマニアの各分野における実務協力を推し進め、積極的な進展を得るだろう」と述べました。

　宋次官は、「今回の訪問は、李首相就任以来初めての中東欧諸国の訪問で、中国の首相による19年ぶりのルーマニア訪問だ。これは両国関係、中国と中東欧諸国の協力及び中国とヨーロッパの関係に重要な意義をもたらすことになる」と話しました。

　また、「近年、両国は良好な関係発展を保ち、ハイレベル交流が頻繁に行われ、各分野における交流も拡大している。今回の訪問で、更に両国の伝統的な友好を強化、深化させ、政治信頼を増し、経済貿易、投資、人文など各分野の実務協力を積極的に押し進め、中国と中東欧諸国及び中国とヨーロッパの全面的な発展を促進させたい」と話しました。（劉叡、丹羽）