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 チベット、インターネットで世界との距離が縮まる

2013-07-08 14:30:02     cri     [A  A  A]

 チベットではインターネットの普及に伴い、農民や牧畜民もインターネットを利用し始め、外の世界のことを知ることで、生活の質を向上させています。

 日喀則(シガツェ)地区江孜県重孜郷に住む央宗さんはラサ市第八中学校に通う高校生で、大学統一入試を受けたばかりです。央宗さんは、「家は離れた場所にあるので、試験後すぐに帰ることができませんが、インターネットが普及したことで、(入学する学校を決める)相談を家族とすることができます」と話しました。

 チベットの全ての郷でブロードバンド接続を可能にするプロジェクトが実現したことにより、農村でも多くの人がインターネットを利用するようになりました。

 インターネットの普及はチベットの人々の生活スタイルや生活そのものを変えています。ラサ市曲水県察巴朗村に住む瓊達さんはインターネットから改良した牛を養殖する知識を得て、以前より多くの収入を得られるようになりました。「以前は、郷にはテレビもパソコンもなく、外の世界のことを何も知りませんでした。それまで牛は1頭500元で売っていましたが、インターネットを通じて改良牛を養殖する知識を得た後は、1頭3000元から5000元で売れるようになりました」と瓊達さんは話しています。(玉華、NM) 暮らし・経済へ

   
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