1990年代、固定電話や携帯電話などがチベットにも普及し、現地住民の生活リズムを加速させました。そして現在では他の都市と同じように、高速通信回線やモバイル、3Gなどが普及し、人々の生活はより便利になっています。
6月11日、中国最大の移動体通信事業者であるチャイナ・モバイルのチベット支社がラサで、4G・第4世代移動通信システムのテスト用ネットワークのスタート式を行いました。紹介によりますと、目下チョモランマの大本営、ポタラ宮など50ヵ所余りに体験ステーションが設けられており、ラサ市内では年内に初歩的なネットワークが構築されるということです。
チベット自治区通信管理局の責任者は、「去年末時点で、276万人の電話利用者のうち、固定電話の利用者は40万5200人、携帯電話は235万5000人に達している。インターネットの利用者は146万7400人で、ホームブロードバンドの利用者17万人以外はモバイルブロードバンドの利用者だ」と述べました。
総人口300万人あまりのチベットで、9割が電話を使い、5割近くがインターネットを利用しています。インターネットの普及により、高原に住む彼らも、世界と同じペースで生活の歩みを進められるようになりました。(万、NM) 暮らし・経済へ
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