20130629新闻第一条
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中国の李克強首相は28日、北京で韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と会談しました。双方は、協力の強化、自由貿易エリアの構築の推進、朝鮮半島核問題などに関して幅広く意見を交わしました。
李首相は、「中国と韓国は互いに友好な隣国であると同時に重要な協力パートナーだ。昨日、習近平主席は朴槿恵大統領と率直に意見を交わし、実りのある会談を行った。両国政府の相互信頼が増し、経済と貿易の協力を発展させる良好な雰囲気の中、発展戦略と目標において共通の話題はますます多くなる。双方はより長期的な視点で、より積極的な姿勢で取り組んでいくべきだ。経済貿易、投資、金融、新エネルギーなど幅広い分野での実務協力を深化させ、自由貿易エリア構築を推し進め、双方の協力の恩恵を両国国民にもたらしたい」と述べました。
朝鮮半島情勢に話が及んだ際、李首相は「朝鮮半島の非核化という立場を中国は明確かつ一貫して堅持している。中国は朝鮮半島の平和と安定を維持し、国際社会と共に努力し、対話と協調を通して問題を解決する立場を堅持している」と話しました。
朴槿恵大統領は、「今回の訪中で、中国の指導者と韓中関係の発展方向について共通認識に達し、実りのある成果を得た。両国は共に経済発展、国民生活の改善という任務を背負う中、韓国は更に両国の各分野での協力を深化させ、中国の中部、西部への投資を広げる。韓中自由貿易協定をいち早く締結し、両国の地域経済協力を新たな段階に引き上げ、両国国民と当地域の人々に恩恵をもたらしたい。朝鮮半島問題の解決において中国が積極的な役割を果たしていることを韓国は評価し、中国と引き続き密接な交流と協調を保ちたい」と述べました。(劉叡、吉野)
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