中国共産党中央政治局の常務委員でもある李克強首相は17日、会計検査署を訪問しました。李首相は「清廉で倹約な法治政府をつくることを推進すべきだ」と強調しました。

　李首相は「会計審査を強化し、公共資金が節約的、合理的に効率よく使われるよう確保すべきだ。マクロ調整の実行と制度の健全化を推進し、経済の持続的発展、民生の改善および社会の公正のために力強い保障力を提供すべきだ」と述べました。また、李首相は3つの要求を出し、①権力の監督を確実に行い、清廉な政府づくりを促進すること、②国の財産をよく管理し、倹約な政府づくりを促進すること、③制度を健全化し、法治政府を促進することを強調しました。さらに、「会計審査によって各種類の制度の健全化を促し、改革で得た利益を放出して、腐敗行為の結果を恐れて腐敗をしないというメカニズムの構築を推進しなければならない」と述べました。(鵬、NM)