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 李首相、キューバ国家評議会第1副議長と会談

2013-06-18 21:45:39     cri    

 中国の李克強首相は18日、北京でキューバ国家評議会のミゲル・ディアス‐カネル第1副議長と会談しました。

 席上、李首相は「中国とキューバは国家主権や独立、領土保全を互いに維持している。また、自国の国情にあった社会主義の道を歩む点で、互いに支持し合い、国際と地域実務では密接に協調してきた」としました。更に、「新しい情勢の下で、双方は政治、経済、人的、文化など分野での協力において、新しい思考、新しい空間を開拓し、実務協力の新しいポイントを育成するなど、両国関係をより堅実的で、深く、かつ良好な方向へ向かわせるべきだ」と述べました。

 中国の実情について、李首相は「今年以来、経済は全体的に安定し、合理的な位置にある。少なからぬ困難、チャレンジひいてはリスクに直面しているが、前向きな財政政策と穏健な通貨政策の実施を続け、安定を基にして、進歩を図り、事を運び、質を高めることを求める」としました。更に、「改革の果実の放出によって活性化を図り、広範な人民に利益を与え、巨大な内需市場を新たな成長ポイントにし、モデルチェンジとレベルアップによって中国経済の良好で安定した発展を図る」と述べ、中国政府が困難を克服して経済社会の発展目標を実現できることに自信を示しました。

 これに対して、ミゲル・ディアス‐カネル第1副議長は「キューバの党と政府は対中関係を非常に重視し、対外関係では優先的な位置に置いている」として、両国のハイレベル往来を続け、政権運営上の経験を分かち合い、経済貿易、科学技術、インフラ整備、通信、教育、観光などの分野での実務協力を深めると共にラテンアメリカ国家と中国の関係の発展に貢献したい考えを示しました。(ヒガシ 高橋)

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