ドイツを訪問中のオバマ米大統領は19日にベルリンのブランデンブルク門前で6000人あまりの聴衆が集まる中、演説を行いました。演説の中でオバマ大統領は、配備済み戦略核弾頭を最大3分の1減らすよう呼びかけたほか、気候変動の対応のためにより多くの行動をとる意向を示しました。
オバマ大統領は「配備済み戦略核弾頭を最大3分の1減らしても、アメリカと同盟国の安全を確保し、力強い戦略的抑制力を持つことができると信じている」と述べた上で、核兵器の削減についてロシアとの交渉を求める意向を表明しました。
また気候変動の対応に対してオバマ大統領は、「危険な炭素の排出は減少しているが、さらに削減する必要がある」と述べました。数週間内にオバマ大統領はアメリカの地球温暖化に対応するための新たな措置を発表すると見られています。
さらに北大西洋条約機構(NATO)の同盟国との協力について、オバマ大統領は、原子力の平和利用に関する新しい国際的な枠組み協定の締結を約束しました。(万、吉野)国際・交流へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |