中国の李克強首相は4日午後北京で、第4回『中米商工界リーダー・元高官対話会議』に出席した米国側代表と会い、両国関係や両国の経済貿易協力などについて話し合いました。李首相は「『両線平行』を保ってこそ、両国の関係と協力を着実に進めることができる」と強調しました。

　李首相は「両線平行」について、「習近平国家主席はまもなくオバマ大統領と会談し、平等、相互信頼、包容、互恵共栄といった中米の新型大国関係の構築について戦略的意思疎通を行い、未来像を描く」とした上で、「『中米商工界リーダー・元高官対話』は政府外の2本目のレールとして、独特な影響力と優位性を持っている。両国の各界が意思疎通と交流の深化、実務協力の充実においてより積極的な役割を果たすことを期待している。この両線平行があってこそ、両国の関係と協力を着実に進めることができる」と表明しました。（朱丹陽　大野）