中国の李克強首相のドイツ公式訪問を受けて、ドイツの経済界とシンクタンクの専門家が取材に応じ「両国は経済貿易と技術の協力での潜在力が大きく、前途は明るい」と示しました。
ドイツ財界アジア太平洋委員会の会長を務める、シーメンスの最高経営責任者(CEO)ペーター・レッシャー氏は、「ドイツと中国は政治と経済関係が順調に発展しており、密接かつ信頼できるパートナー関係を保っている。今後の協力の潜在力は大きく、特に環境保護とイノベーションの両分野に注目すべきだ」と述べました。
またドイツ財界アジア太平洋委員会中国部の担当者は「中国政府は都市化に力を入れるとともに、環境保護も非常に重視している。これはドイツの工業界にとって大きなチャンスだ。特に資源とエネルギーの利用率を高める分野でビジネスチャンスが増えるだろう」と述べました。
このほかドイツのボン大学世界研究センターの主任は「中国にとって、ドイツはずっと欧州での最高のビジネスと貿易のパートナーだった。両国の経済貿易の交流と融合、そして協力の実務性はこれまでにない高いレベルに達している」と強調しました。(朱丹陽 吉野)
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