EU・欧州連合委員会は5日に、6日から中国製太陽光発電用製品を輸入する際、登録を行うことを発表しました。

　それによりますと、自国の産業を守るため、ＥUの関連法規に従って、6日から中国から輸入する厚さ400ミクロン以下の太陽光電池やチップ、バッテリーパネルなどに対し、登録を行うことにしました。なお、バッテリーパネルは6枚を越えない場合や携帯用の充電設備などは対象外となります。

　欧州委員会は昨年9月と11月に、中国製太陽光パネルに関する反ダンピングと反補助金調査をそれぞれ実施しましたが、6月5日前後と8月7日前後にそれぞれ初歩的な裁決を下すことになっており、その後12月5日から7日までの間に、この2件に対する最終的な裁決を下すことになっています。（閣、吉野）

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