欧州委員会は28日に太陽光発電設備などの部品として使われる中国製「ソーラーガラス」について反ダンピング調査を開始したことを明らかにしました。EU・欧州連合の関連法規に基づき欧州委員会は9ヵ月後に調査結果を元に、暫定的反ダンピング税の徴収について初歩的な裁決を下すことになっています。
EUによりますと、EU全体のソーラーガラスの市場規模は少なくとも2億ユーロで、今回の訴訟はEU 太陽光発電用ガラスメーカー協会(EU ProSun Glass)が提訴したものです。
欧州委員会は昨年9月と11月に、中国製太陽光パネルに関する反ダンピングと反補助金調査をそれぞれ実施しました。中国企業の関連製品の輸出額は210億ユーロに上ります。反ダンピングと反補助金調査としては、EU史上最大規模のケースとされています。(ミン・イヒョウ、吉野)国際・交流へ
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