中国の消費者物価指数(CPI)は2012年に、抑制目標の4%を下回る2.6%になったのに続き、2013年1月には引き続き2%まで下がりました。
専門家は、CPIの大幅な下落は、今年の旧正月、春節が例年より遅い2月にずれ込んだためだと分析しており、また、このずれ込みの影響で、2月のCPIは大幅に反発し、3%前後に上がると予測しています。
目下、中国の労働力と土地価格はともに上昇しており、加えて2012年下半期から、欧米諸国や日本などが金融緩和政策を実施したため、主要通貨と大口商品価格の変動も引起されています。中国の中央銀行である中国人民銀行が先日発表した報告書では、労働力人口増加の鈍化、景気回復、金融緩和という三つの要素が物価の上昇に拍車を掛けていると分析しています。暮らし・経済へ
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