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濃霧天気、環境保護に警鐘を鳴らす

2013-02-08 16:22:44     cri    

























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 中国の都市で連続発生した大規模な濃霧が、多くの市民の健康に影響を及ぼしました。人々に環境保護と排出削減の重要性を痛感させました。研究によりますと、工業による排出ガスは大気汚染の要素の一つです。生産による排出量を削減するため、中国の環境保護部門と関係企業は、新たな省エネ排出削減方法を積極的に模索しています。中国リポート、今日はこれについてCRI・中国国際放送局記者のリポートをお伝えしましょう。

 石炭は、中国のエネルギー構造において7割以上を占めていて、石炭のクリーンで効率的な使用の能力を高めることが、火力発電企業が直面する重要な課題となっています。石炭を燃焼した場合に発生する二酸化硫黄と窒素酸化物を削減することは、脱硫・脱硝技術と呼ばれています。中国東部の杭州市経済技術開発区に位置する杭州杭联火力発電电有限会社(杭州杭联热电有限公司)は脱硫・脱硝技術改革において、すでに6000万元(約8億4000万円)を投入しました。資金の70%以上は、政府からの助成金が占めています。

 杭联火力発電电有限会社の閩偉総経理は「これらの改革を通じて、会社の環境保護レベルはすでに、国際的な先進水準に達した。年間石炭使用量を6万から7万トン削減したほか、除塵効率も99.3パーセントから99.9パーセントに引き上げた」とした上で

 「この零点数パーセントと言って馬鹿にならない。この零点数パーセントは非常に大事なことだ。大きな浮遊粒子状物質を取り除くことは割りと簡単なことだが、pm10からpm2.5の微細粉塵を取り除くことは非常に価値があるものだ」と述べました。

 現在、杭州市には大小のあわせて火力発電所が30箇所あります。杭州市が定めた第12次五カ年計画の主要な汚染物排出量削減目標に基づき、これらの企業はすべて、2013年年末までに脱硝技術改革を完成しなければなりません。これについて杭州市環境保護局の鄒琮豪さんは「今、環境保護部門は全力を挙げて企業の脱硫・脱硝設備の改造活動を支援している」と上で、

 「すべての企業は2013年の年末までに脱硝目標を実現すると要求された。この目標を達成しない場合、最初は処罰を受けるが、次は操業停止となる」としました。

 様々な努力のもと、杭州市の大気汚染は毎年に改善されています。杭州市環境保護局の最新データによりますと、昨年、杭州市の空気の質が「良好」とされた日は336日で、年間を通じ、良好率は90パーセント以上に達しました。一昨年の同じ時期に比べても、上回ったとのことです。

 中国リポート、今日はこのほど、中国の都市で連続して起きた大規模な濃霧が、環境保護事業に警鐘を鳴らしました。関連する企業が省エネと排出削減において一層取り組む必要があることについてCRI・中国国際放送局記者のリポートをお伝えしました。

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