中国のシンクタンクである社会科学院は14日北京で『都市青書:中国都市発展報告書第5号』を発表し、中国は今、まだ都市型社会の前夜にあると指摘しました。
この青書は「都市部の人口や空間形態といった基準から見れば、中国は今、都市型社会に突入したと言える。しかし、ライフスタイルや社会文化、都市と農村の関連性などの基準からみれば、都市型社会にはまだ程遠い」としています。さらに「今後5~10年間は、農村型社会から都市型社会へシフトする重要な時期である。農民の市民化の推進や、都市の質の向上、都市と農村の融合と資源共有などが、都市型社会へのシフトを実現させる鍵である」としています。(ZHL、高橋)
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