NATOはドイツ、スペインとアメリカがトルコにパトリオットを提供すると表明したことに歓迎の姿勢を示しています。また、声明はパトリオットの配備は防衛強化のためであり、飛行禁止空域の構築や如何なる進攻的行為も行わないと強調しました。

　トルコ外務省もこの日に声明を発表し、NATOの決定に歓迎する意を表した上で、「パトリオットの配備は発生する可能性のある隣国からの襲撃を防ぐためだ」と述べました。

　この決定の前に、NATOはロシアの懸念を打ち消すためロシアのラブロフ外相と会談しましたが、ラブロフ外相は会談後、「他のリスクをもたらすだろう」と改めて懸念を示しました。（万、吉野）国際・交流へ