中国商務省の沈丹陽報道官は20日、中国の対外直接投資額について、今年10月までに国内投資家は126の国と地域にある3254社の外国企業に直接投資を行い、非金融類の直接投資額は581億7千万ドルにのぼり、前年同期に比べ25.8％増えたと発表しました。

　沈報道官によりますと、日本、米国、ASEAN（東南アジア諸国連合）、ロシアへの直接投資は2桁の伸びを実現しましたが、EU（欧州連合）への直接投資は15億8千万ドルで、前年同期に比べ20％以上減りました。また、地方の投資活動は活発で、地方による対外直接投資額は197億ドルで、対外直接投資総額の33％を占め、広東省、山東省、江蘇省、遼寧省、浙江省が上位となっているということです。（11/21　Lin、山下）暮らし・経済へ