世界4大会計事務所のデロイト・トウシュ・トーマツとKPMGは14日、北京でそれぞれ報告を発表し、世界経済の不況にもかかわらず、今年1月~9月の中国の対外投資額は増加し、2005年以来の記録を破ったと発表しました。
デロイト・トウシュ・トーマツの報告によりますと、2011年1月~9月の中国の対外投資額は449億ドルで、去年同時期より16.2%増え、522億ドルに達し、2005年以来の最高記録となりました。アメリカや東南アジアにおける中国の合併・買収は少なくなりましたが、西ヨーロッパでの買収活動は増えました。今年1月~9月、ヨーロッパ地域における中国の買収取引は全体の22%以上を占め、中国の買収目的地の1位となりました。
また、民営企業が参加した海外での合併・買収活動の数は全体の62.2%を占め、初めて国有企業を上回りました。(牟)暮らし・経済へ
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